インチキ科学と呼ばないで・その1改訂<本当は怖いドラえもん>
『はじめに』
言うまでもなく、ドラえもんの魅力の一つに、毎回登場する不思議な秘密道具か挙げられる。
そんな中、これらの道具が実際に使えたらなと、誰しもが思ったことだろう。
しかしその反面、現在の科学の発達を挙げるまでもなく、一部を除いてそれら秘密道具がいかに荒唐無稽かということも承知していることだろう。
そこでこの章ではそれをあえて科学的視点から、かついつもながらのひねくれた視点で掘り下げていきたいと思う・まずは軽いジャブとしてこのお話から。
『人間切断機』空間断裂における(擬似的)人体断裂の科学
一概に空間断裂といってもその表現方法は様々ある。たとえば空間に穴をあけてそこから別の空間(次元)をつなぐ“門”と成す方法、その応用として物体、ことに人体のある位置に空間の“門”を創り、あたかも人体が断裂するように見せる技術がある。人間切断機などがそうである。
これは人間を切断するかに見せた手品をヒントに本当に人体を断裂させた(かに見せた)秘密道具である。原理は上半身の底面と下半身の頂部にそれぞれ見えない空間の門を創る。実際にはその門に引っかかっているといった方が正しい。
しかしながら一つの問題がある。この機能は2つの“門”が正常に機能してくれれば問題はないのだが、まあましてや断裂した“門”そのままが存在しているだけなので、もし一方もしくは両方の“門”が閉ざされてしまえば・・・・・。
とまあ自分でも怖いことを言ってしまったと思うけれど、まあ件のお話のオチとして、断裂した下半身をコントロールロボットがどこかへ持って行ったが、ドラえもんの機転でのび太くんのもとへと戻ったそうな、ということで。
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