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スケジュールの呪縛<本当は怖いドラえもん>

今回はドラえもんのお話を通じてスケジュールの大切さと、それをやり通すことの難しさを述べたい。まずはこのお話から。

『のび太ののび太』
ある日、数時間前のドラえもんが、現在のドラえもんに次に行うこと告げに来た。
これはその日のスケジュールの確認のために行ったもので、のび太くんもそれならとある程度の予定を告げにタイムマシンで数時間後へと飛ぶ。
しかしその時はママから「今日はずっと勉強してなさい!」と言い付けられていて、そこに飛んできたのび太くんに本来の予定を告げられ、(おそらくママに後で大目玉を喰らっただろうか)大変迷惑をこうむったそうな。
~以上のように、その日のスケジュールを立ててある程度の管理もしようとしたのだが、突然のハプニングに対応しきれずに、かえって滞ってしまったオチになったということで。

お次はお話の要約のみで、
『スケジュールどけい』
のび太くんにしっかりとした生活をさせようと出した道具で、決められたスケジュールを入力して管理するもので、守らないと両手の針で突っつくのだ。ところが間違えてドラえもんが入力してしまい、はたしてドラえもんがそのスケジュール通りに生活する羽目となったそうな。
~これはスケジュール通りに行動させようと、ある程度強制をさせるものだけど、これは行動者の対象を間違えたり、あと別のお話になるけど、午前と午後を間違えて行動させられたりと、まあこれらの入力ミスは当時はギャグの一つとみなされたことで。
それからここでもある程度のハプニング(ここでは雨天など)にても断行される融通のなさも指摘したい。

ここでの結論は、サブタイトルにあるように、スケジュールは大切だけと、それにとらわれすぎ、そのスケジュールに呪縛されてはいけない、といったところ。
さらに述べれば、やはり自己管理はままならぬもので、計画したスケジュールを実行しようとしての不都合にも対応しなければならず、まして他人やら機械やらでの管理も、結局スケジュールに振り回されることにもなってしまう。
それでも本当に自己管理を心がけたいならまずはスケジュールにこだわらないのもまた一つの手かもしれない。
その上で一つずつから着実にした方がいいだろう。まずは寝起きの時間から、というのが手っ取り早いかもしれない。とまあ、こんなところで。

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