今更ながらルパンレビュー(その3)
さて今回はちょっと軽めにルパンレビューをば、
今回取り上げるのは、ルパン映画第三弾『バビロンの黄金伝説』。『マモー』『カリオストロ』に続く作品ということだけど、前二作とはやはり勝手が違ってくる。それはすなわち前二作と比べてTVシリーズの延長といった感が強いことである。
あらすじのさわりは、古代バビロニアの黄金の秘宝のありか、その鍵がアメリカのニューヨークにあり、そこを牛耳るマフィアと、世界中から集めた美人婦警軍団率いる銭形警部や謎の老婆ロゼッタ婆さんを交えての争奪戦を繰り広げる、というもの。
そんな『バビロン』だけど、その時節なら、ハレー彗星が地球に接近したことから当作のファクターとなっている。
少し折れてそのハレー彗星は約70年以上の周期で回るというのが人々のロマンを掻き立てたものだったから。
さておき、いずれにせよその『バビロン』も、まあ先の二作が特別ということでルパン映画としては良作といえるのではないか。
そしてそれが、後のTVスペシャルにつながったともいえるかもしれない(それでも以後何本か映画が公開されたけど)。
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