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今更ながらオーディンスフィアについて語る・改訂

さてみなさん、今回は以前掲載したオーディンスフィアのレビューの再掲をお送りいたします。まあこれは後日掲載予定の朧村正のレビューの前哨戦ということで。
まあ何はともあれ、それでは、ごゆっくり。

08年にPS2にて発売された『オーディンスフィア』
北欧神話をベースに、世界の覇権を握らんとする国々とそれに関わる5人の主人公。そして訪れる世界の崩壊と再生。それらの物語を一人の女の子が読む本として語られていく。
今や3D立体表記のアクションゲームが主流となる中で2D表記方式の底力を見せつけてくれた作品で、大切なのはまずはゲーム性だというのをこの作品は教えてくれた、と言ったりして。

そのオーディンスフィアの壮大な物語と並ぶテーマがある。それは”愛“と”食“である。
まずは愛について、魔王オーダインの娘グウェンドリンと魔剣使いオズワルド、グウェンの姉である魔女ベルベッドとタイタニアの王子コルネリウス。はじめは敵対しつつ、あるいは許されざる恋にとまどいつつも、世界の崩壊に敢然と立ち向かい、それぞれの愛を成就させつつ崩壊した世界を生き延び、世界の再生の礎となった。
一方、あと一人の主人公である妖精国の王女メルセデス。ある意味彼女だけが浮いている存在のように見えるが、まあ編者として解釈するに、彼女もまた魔導師イングヴェイとの叶わぬ恋に落ちつつ、崩壊する世界に立ち向かいつつその命を落とす。しかし彼女の魂は先に魔獣と化して倒され、大地に還ったイングヴェイとともに大地に帰し、一本の生命の樹としてこれまた世界の再生の一つとなったと受け止められるが。
まあつまりイングヴェイと叶わなかった恋が、ともに大地に帰しつつ、総ての生命に対する愛に昇華した、その産物が一本の世界樹ということで。
さて次に食について。まあこれについては、製作スタッフの並々ならぬ情熱が込められていると感じている。
その食べ物全般についてはただの回復や成長アイテムにとどまらない。
まず地面から生えている野菜(マンドラゴラ)、種から育てて収穫する果物類、そして獲物を狩って得る肉類と、肉以外はそのまま食べてもいいけれど、妖精の街のレストランにて食材として調理すれば効率よくレベルアップするといった具合で、そのレストランにてのメニューをすべてそろえるのもまた一つの楽しみということで。

あとゲーム性について先に述べたけど、最後に一言、
進行について今となっては栓なきことだけど、キャラごとにプレイする順番は決まっているのはいいとして、ストーリーをクリアしたキャラはストーリーを繰り返すのではなく、そのままフリーモードにしてほしかった。まあキャラごとに行けないエリアもあることだったので、それに配慮してくれたらなと思ったり。
これはいつかPSPあたりで移植してくれればと勝手に思うのだけど。

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