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のび太の堕落論~優しさと、弱さと強さ<本当は怖いドラえもん>

さてみなさん、今回は先の記事で述べた、優しさからくる堕落についてもう一言、確かに優しさが甘えにつながり、それに対してはまずは突き放つことについて批判をしたけれど、さて他にも手がなかったのかということで、まずは一つこの記事から。

『しずちゃんさようなら』
この日も学校で残されて先生にこっぴどく叱られ、意気消沈したのび太くんはこのまましずかちゃんに顔を向けられないということで、出来るだけ避けることにする。ばかばかしいと思いながらもいじらしさを感じるドラえもんはとりあえず“ムシスカン”という飲んだ人を不愉快に感じさせ人を避ける薬を出す。それをのび太くんは1錠だけでいいのに大量に飲んだのだから、他人どころか自分さえも不快になって苦しみ出す。
しかしそこに今までの事情を知ったしずかちゃんが身を呈してのび太くんを助け出す。その後で「あれくらいで叱られたくらいで弱虫よ」と叱りつける。
しかしそんなしずかちゃんの優しさに感じ入り、自分も何とか次は頑張ろうと思うのだった。
~さてここではやはり「優しさには強さが必要だ」ということを改めて感じられる。優しさからくる弱さから堕ちていったのは先のお話と同じものだという感があったが、ここでは優しく、そして強く立ち直らせた。
まずこれもまた本当の優しさなのだろう。

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