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今更ながらルパンレビュー(その2改訂)

さて昨今デジタルリマスター版でリメイクされた『劇場版ルパン三世・カリオストロの城』

まあ30年前の作品というけれど、やはり名作はいつになっても色あせることはないもの。とありきたりの賛辞は置いて、これもありきたりのあらすじを述べるに、
ある日国営カジノにて現金を強奪するも、それが偽札、しかも伝説のゴート札であったことから、その大本たるヨーロッパの小国カリオストロ公国に潜入、そこで王家の秘宝を狙う伯爵と捕らわれている公女クラリスをめぐっての争奪戦を繰り広げる、といったのが大まかなストーリーということで。
つまりは作品を制作した宮崎駿カントクの色が濃い作品とつまりはなったのだが、それでも編者的には好きだった、くどいようだけど。
まずメカニックは確かに『未来少年コナン』やらに通じているし、定番の食に対する描写も忘れちゃいけないし、何より忘れちゃいけないのが、クラリスの存在。これこそ宮崎カントクの持ち味たる母性本能をくすぐる女性像の代表格であり、彼女とルパンの交流こそ物語に花を添えていると言ってもいい。あと声優の島本須美女史のつながりというのもあるけれど、後に続くナウシカもそうだったか。
あと通じているといえば後のトワイライトジェミニもある意味カリオストロを意識して作っているかなと思ったり思わなかったり。
それから世界観も現代社会を舞台にしながらどこか中近世を思わせるカリオストロ公国、それに対し現代社会を代表して銭型警部の応援として出張ってきた警視庁の警官たちとカリオストロの衛士たちとの激突も見ものだったか。
最後に今更ながらネタバレとなるけれど、ルパンの本当のターゲットはクラリスの心。それは捕らわれた彼女の心を伯爵の手から盗み出し、言葉通り野に解き放った、と言えるでしょう。
そしてこれもまたありきたりのシメとなるけれど、この作品こそが宮崎カントク並びにスタジオジブリ作品の原点といえるということで。

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