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花諷院骸羅・改訂<サムライスピリッツ閃・オリジナル>

―花諷院骸羅・ストーリー―

・オープニング

とある筋から引き取った女児、命(みこと)。
骸羅はその娘を我が娘のごとく可愛がり、それはまあ目に入れても痛くないほどであった。
ところがある日、その命が何者かにさらわれてしまった。
和狆が言うにはその命をもって凶事を引き起こすのが目的という。
ともかくも最愛の娘同然の命を奪われた骸羅の怒りは爆発した。
「うおおおぉ! 絶対に許せねえ、命は必ず助け出す」

・登場

「邪魔をすんじゃねえ」
「ナンマンダブツ、花諷院骸羅、まかり通るぜ」

・勝利

(通常)ガッツポーズで雄叫びをあげる。
(対覇王丸、色)「後は俺にまかせな」
(対比較的悪役キャラ)「往生しやがれ!」

・対ドラコ戦

ドラコ「やはり来ると思ったぜ、お目当てはあの赤ん坊ってところか、下らねえな」
骸羅「この気、やっぱ気に入らねえな。俺は見ての通りナマグサだがよ、おめえからは今まで殺した奴の気をいっぱい感じるぜ」
ドラコ「そうか、だったらお前もその一つとなるんだな。なあに、頭を撃ち抜けばすぐに終わる」

・対ゴルバ戦

ゴルバ「待っておったぞ、将となる武士(もののふ)よ」
骸羅「おめえか、命をさらいやがったのは」
ゴルバ「聞け!今、欧州諸国は火種を抱え ひとたびそれが燃え広がれば世界中を巻き込もう。その業火より我が祖国を守るためには真の強兵を備えた新国家が必要なのだ!我は汝のような目的のためならば死をも恐れぬ武士(もののふ)の覚悟を買っておる。その精神で兵を養えば・・・真の強兵は完成する!」
骸羅「ゴチャゴチャとわけ分かんねえことを言ってんじゃねえ、こうなったら力ずくでも返してもらうぜ」

対真ゴルバ戦(注:この項は編者の創作です)

ゴルバ「これほどか、貴様の力は。やはり我が命捨てねば貴様は討ち取れぬ。ならば捨てよう、我が命。この命(みこと)の力を借り、我が命をもって、大いなる力を与えたまえ」
ゴルバ、いずこからか一人の赤子(命・みこと)を取り出して掲げ、そこから発せられる妖気から異形の姿に変貌する。
骸羅「とうとう魔物になっちまったか。だったら、全力で鎮めてやるぜ」

・エンディング

数年後、村々の法事に赴く骸羅の脇には命がついていた。
「ナンマンダ~、アンマンダ~、○×△※~・・・・・」
「ぎゃーてー、ぎゃーてー、はーらーぎゃーてー・・・・・」
最近は人懐っこくなった骸羅に合わせ、命の不思議と人を引き付ける力に村人たちは次第に信頼をよせるようになった。
そして命も骸羅を実の父以上に、慕っていくようになる。
「あの夕陽の向こうに、おっかさんが命のことをいっつも見守っているんだぜ」
「うん、母さまが言ってた。骸羅のおじちゃまにいつもついていきなさいって」
「そうか、おっかさんはそりゃいい女だった。お前もおっかさんのようにいい女になるんだぜ」
「うん」

(スタッフロールへ)

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