ワンピース女学院第1話:朝のしらべ・改訂
さてみなさん、今年も残すところあと1日足らず。まあ今回は年末企画代わりとして、ワンピースのキャラの性転換ネタから出来た『ワンピース女学院』の1・2話を、年末年始を挟んでお送りすることといたしましょう。まずは第1話からそれでは、ごゆっくり。
ああ、あと第2話は元旦の正午にお送りしますね。
はじめに
そもそもの企画は単行本56巻のSBSのコーナーにての麦わら一味の性転換像(俗称:サラダたべて海賊王)を見て何とかこのキャラでストーリーを作ってくれないかと考えを巡らせたところ。まあいっそ、女学園にての学園もののストーリーができた次第です。
まずはストーリー概要から。
某所にある私立グランドライン女学院、最近は男子生徒も受け入れているこの学び舎に今日も学業や部活にいそしんでいる乙女たちがいる。この物語はそんな乙女たちが繰り広げる、言ってしまえば激しいシノギの削り合いである。
まあこういった物語なのだが、とはいえただでさえ壮大なストーリーのワンピース。全体を作るのには無理があるのでまあ登校編のみならといったところ。
声の出演として、ルフィ、チョッパー、ブルックは同じとして、
ゾロ:桑島法子(ガンダムSEEDのナタルの声で)
ナミ:鈴村健一(銀魂の沖田の声で)
ウソップ:緒方恵美(レイアースのエメロード姫の声で)
サンジ:田中理恵(ローゼンメイデンの水銀灯の声で)
ロビン:千葉進歩(銀魂の近藤の声で)
フランキー:松井菜桜子(バスタードのポルノ=ディアノの声で)
ハンコック:関俊彦(ガンダムSEEDのクルーゼの声で)
そんなわけで本編をば。
蔦の絡まる清楚で格調がある建物。朝の陽射しが射し込む一室、一人の少女が目を覚まそうとしていた。
そこに軽く優しいバイオリンの音色が流れる。その音色にようやく目を覚ました少女ルフィ。
ベッドから起き、部屋から出ようとする途中、机に飾られた写真に、
「おはよう、エースお兄ちゃん、シャンクスのおじさま」と挨拶をする。
部屋を出た先にはバイオリンをひいている寮長のブルックせんせいがいた。
「おはようございます、ブルックせんせい」
「おはようございます、ルフィさん。朝ごはんにはまだ時間がありますから、シャワーでも浴びていらっしゃいまし」
「はーい」
シャワー室へと足を運ぶルフィ。入れ替わりに鼻が高い少女ウソップが出てきた。
「おはよう、ウソップ」
「あら、おはようルフィ。お先にね」
と、湯上がりの身で自室に戻るウソップだった。
シャワー室に入り、少し温めのシャワーで身を清めるルフィ。突然何かがルフィの背後から飛び込んできた。
「おっはよー、ルフィ」
「あらチョッパー、今日も洗いっこね」
「うん、昨日はルフィがあたしを洗ったから・・・・・」
ルフィの胸に潜り込んだチョッパーは、そのまま長身の女性の体型に身体を変化させる。
「今日は、あたしがルフィを洗ってあげる」
と、自分の胸にルフィの顔をうずめさせる。
「ああ、チョッパーの胸、ふわふわで柔らかい」
「ああ、ルフィがあたしの胸に、でもあたしのがルフィに入っていくみたい」
突然、ブルックせんせいが目の前にカーテンで遮る。
「ヨホホホホ、よい子はこれ以上見ちゃダメでーす」
と、続いてカーテン越しのルフィとチョッパーにも、
「お二人とも、洗いっこを切り上げて、もうすぐ朝ごはんの時間ですよ」
「はーい」
とまあ、洗いっこもほどほどにシャワーから上がる。
食堂ではエプロン姿の片目の少女サンジが食卓にたくさんの料理を並べて寮のみんなを待っていた。
みんなが集まったところで、ブルックせんせいが一言、
「今朝はゾロさんが朝の修行に出かけていますので、あたくしたちだけでいただきましょう」
「いただきまーす!」
と、朝食をとることとなった。
ルフィ「ねえサンジ、今日はチーズケーキにミックスベリーのタルトにイチゴのムースなの、たまには野菜サラダが食べたいなあ」
チョッパー「たまにはお肉も食べたいなあ」
ウソップ「二人とも文句言ってるわりにはよく食べてるのね」
サンジ「なに言ってんの、朝はスウィーツが定番なのよ。お肉やサラダなんていつも食べてるでしょう」
ブルック「はいはいみなさん、食べながらのおしゃべりはダメですよお」
とまあ結構食も進んでいた。
「行ってきまーす!」
「はーい、行ってらっしゃーい!」
とまあそんなこんなで7時半、ブルックせんせいの見送りでルフィたちは途中ゾロと合流して学院へと登校するのだった。
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